ラオス松製品の木地と塗装と取扱いについて 2007/03/17 |
木地(@食用油塗布 A木地のまま)で使用 B自然塗料 C拭きウレタン塗装 D漆塗り |
メルクシ松とも呼ばれ、ラオス・カンボジア・ベトナムなどに広く産する。辺材は白色、芯材は赤褐色で針葉樹の中ではやや堅く。 目合いが日本の松と似ています。
樹脂分が多いのでウレタンなどの皮膜性の塗装はやや難しいが、拭きウレタン塗装 食用油 浸透性自然塗料を用いると良い。
木目はハッキリとしており綺麗です 辺材と芯材が混ざっている赤白 辺材の白 芯材のみの赤とがあり 赤は高級品の肥松となります。 |
@ラオス松木地に食用油を塗って使用する場合(無塗装で使用する場合の推奨) |
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使う前に食用油(オリーブ油 葡萄の実油 椿油 その他)などを 木に染み込ませてよくふき取ってから使用すると 汚れが入りにくく又 過乾燥になって変形したり割れたりが少なくなります。 |
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但し 食べ物に食用油のにおい等が付くため その点を考慮して使用して下さい 使っていると食用油の匂いは減少します。 |
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使っていると 油分が抜けてきます その時は 良く洗い 乾燥させて 汚くなったり 毛羽立っている時は 目の小さいペーパーで研磨してから再度食用油を塗ってください。 |
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高価な漆以外に良い塗料がない時代には 木地で使っていました。 |
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下記Aの無塗装品の使用注意事項を参照してください。 |
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Aラオス松 木地(無塗装品)のまま使用する場合 (注意してご使用ください) |
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木地のまま使うと カップ 椀 等の容器の場合 松の持つ特性の為 割れたりひびが入り易いため注意してください。 |
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又熱い汁物やご飯類を入れると変形したり 割れたり ひびが入り易くなります。 |
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基本的には 無塗装の木地での使用については 十分注意が必要です 特に松については割れたり ヒビが入ったりし易い特性のため注意してください |
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中に飲み物など水分の多いものを長く入れて置くと 割れの原因となります。 |
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長く水につけると木がふやけて変形したり割れたりヒビが入ります 必要以上に水につけないでください。 |
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カップなど木の断面は、木の導管を通って水・ワイン・飲料水が器の外へ染み出します。 |
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花に独特の香りが有る様に ラオス松にはラオス松独特の香りがあります。
また、薫煙乾燥している為 材料に煙の匂いがつく場合があります ご了解ください。 |
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使う前に一度水に漬け すぐ引き上げ乾いた布でふき取ってから使用すると
水分が浸透し汚れが染み込みにくくなります。 |
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木地のまま使い込んでいくと 独特の色合いになります。 |
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注意:(木製品の使用上の注意を参照してください) |
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B自然系塗料塗装品の使用について(色はナチュラルとブラウンがあります) |
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この塗料は ウレタン塗料と同じく食品衛生の検査を通った塗料を使用しています。 |
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この自然塗料の成分は主に植物系の成分が使われています。 |
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この塗料は木の呼吸を妨げません つまり塗膜面から水分が入ったり出たりします。 |
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使用については無塗装や 食用油よりも安定はしますが 水分が出入します注意してご使用ください |
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無塗装品 食用油塗布品の使用を基本にしてご利用いただくのが良いと思います。 |
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C拭きウレタン塗装 |
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当社の拭きウレタン塗装は 浸透性の良いウレタンを木に浸透させてから拭き取っています。 |
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拭きウレタン塗装は塗膜を薄くして木の感触を生かすと同時に化学物質であるウレタン塗料を極力少なくしています。 |
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故にウレタン塗装していても木は呼吸しています つまり水分が入ったり出たりすると言うことです 又木の香りもします。 |
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D拭き漆塗り |
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拭き漆塗りは日本国内で 塗っています。 |
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一般的な漆塗りの取り扱いと同じで お使いください。 |
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